チェルシー、コンソーシアムが買収で合意と英報道 英国政府とプレミアリーグの承認後に正式成立へ

チェルシーをコンソーシアムが買収で合意と英報道【写真:ロイター】
チェルシーをコンソーシアムが買収で合意と英報道【写真:ロイター】

MLBドジャースの共同オーナーであるベイリー氏が率いるコンソーシアムが買収合意

 イングランド1部チェルシーは、MLBロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーであるトッド・ベイリー氏が率いるコンソーシアムが買収することで合意に至ったという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。

 チェルシーはロシア人オーナーのロマン・アブラモビッチ氏が所有していたが、今年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻を受け、ウラジーミル・プーチン大統領と近い仲にあるアブラモビッチ氏の資産がイギリス政府によって凍結された。

 アブラモビッチ氏はチェルシーの売却を早々に公言し、イギリス政府もアブラモビッチ氏が収益を得ない形であるという条件付きで、クラブの売却に許可を出すとしている。

 イギリスの億万長者であるジム・ラトクリフ氏が42億5000万ポンド(約6900億円)で入札していたが、オファーは拒否されたと報じられ、MLBドジャースの共同オーナーであるベイリー氏が率いるコンソーシアムが買収で合意に至ったという。

 記事では、「買収成立の前にイギリス政府とプレミアリーグの承認が必要」としており、プレミアリーグは6月8日に新シーズンに向けたカンファレンスを開催予定だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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