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“日本のメッシ”久保建英「自分のゴールで雰囲気が良くなれば…」全日本ユース優勝と得点王に笑顔
「疲れているみんなのサポートを」
11日間で7試合という強行日程だったが、スーパーサブという役割を理解していた。チームの勝利のために懸命なプレスもかけた。
チームメートも対戦相手も年上の高校生。だが、久保には気後れはなかった。
「自分より上手い人がたくさんいます。自分は途中から入って疲れているみんなのサポートができればいいと思っていました。年上の日本一のチームで日々練習できていることは恵まれすぎているほど恵まれています。その中でも上手くなりたい。しっかり出せるところは出して、みんなからできるだけ吸収していきたいです」
クラブユースで日本一に輝いたチームで飛び級でプレーできている充実感を溢れさせていた。この日のプレーでは心残りがあった。終了間際にはペナルティエリア手前で右足で際どいシュートを放った。
「いい形で中に切り込んだけれど、最後は少しバランスが崩れてしまった。シュートが流れてしまいました」