不発続きのミラン本田に定位置奪回のチャンスは? 伊メディアがチェルシー戦先発のスソに酷評
直接FKのボナベントゥーラらは高評価の3人に、本田も見せ場ゼロ
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、4日(現地時間3日)に米ミネソタ州ミネアポリスで開催されたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のチェルシー戦で、1-3の完敗を喫した。チームにとって同大会最終戦についてイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、高評価の3人と低評価の3人に分けて特集している。
本田と「右ウイング」のポジションを争う元U-21スペイン代表MFスソは低評価を受けており、後半途中出場だったチェルシー戦を含めてプレシーズン3試合連続でノーインパクトの本田にもアピールのチャンスを今後訪れるかもしれない。
「良かったのはボナベントゥーラ、パレッタ、カラブリアで、スソは存在しなかった」という見出しにあるように、MFジャコモ・ボナベントゥーラ、DFガブリエル・パレッタ、DFダビデ・カラブリアの3人が高評価となった。インサイドハーフでスタメン出場のボナベントゥーラは0-1で迎えた前半38分に、鮮やかに直接フリーキックを決めている。
「インサイドハーフで出場したが、インスピレーションのあるプレーでミランの中盤をリードしていた。美しいフリーキックは、(相手GKの)クルトワにはノーチャンスだった」
記事では、このようにボナベントゥーラを称賛している。昨季も一時期試されたポジションだが思うようにプレーできず、最終的には左サイドハーフもしくは左ウイングとしてプレーしていた。しかし、このゲームでは3人の中盤の一角として好プレーを見せたと称賛されている。
また、センターバックのパレッタは「ほぼミスのないパーフェクトなプレー」と絶賛され、カラブリアは「守備面では穴をあけず、攻撃にもよくトライした。ボナベントゥーラのゴールは、彼が得たフリーキックからだ」と賛辞を浴びている。