3連敗で終わった北京五輪で得た教訓… ハリルJ守護神の語るリオ五輪躍進の二つの鍵とは

浦和GK西川が証言「初戦勝利」「セットプレー」

 リオデジャネイロ五輪本大会の初戦ナイジェリアを翌日に控え、2008年の北京五輪で日本代表の正GKを務めた浦和レッズの西川周作が同僚のFW興梠慎三とDF遠藤航が選出された手倉森ジャパンにエールを送っている。自身の経験から「初戦の結果がすべてを左右する」と言い切った。

 「いよいよですね」と笑顔を見せた西川は、「自然体での力を出してくれると思います」と48年ぶりのメダル獲得を狙う手倉森ジャパンの初戦を見通した。

 対戦相手のナイジェリアが米国アトランタのキャンプ地から再三にわたるトラブルで現地入りできていないという報道もあるが、「そうした相手の状況はニュースでも見ていますけど、必ず本来の力を出してくると思います。あまり、周りの声に左右されない方がチームのためになると思います」と試合に集中するべきだと話した。

 そして、自身が出場した北京五輪で3試合すべてに先発フル出場しながらも、3連敗で大会を去った経験を踏まえてエールを送っている。

「初戦の結果で、2戦目と3戦目にどれだけ余裕を持って臨めるか決まります。僕らは初戦に負けてしまって、そのまま3連敗で大会が終わってしまったので。とにかく、いい入り方ができるか、が大きいです。GKで出場する選手には、ファーストプレーや最初の10分、15分でボールを触った後に、良い判断のプレーをすることで波に乗ってほしいと思いますね。また、こういう大会はセットプレーも大事です」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング