G大阪18歳新星、名手ジダン十八番の“マルセイユルーレット”披露に脚光 「上手い!」
J1初先発を果たした札幌戦で高嶺と菅相手に華麗なテクニックを披露
ガンバ大阪のMF中村仁郎は、5月4日にパナソニックスタジアム吹田で行われたJ1リーグ第11節・北海道コンサドーレ札幌戦(0-0)でJ1初先発を果たした。Jリーグ公式ツイッターは、勢いに乗る18歳の華麗なプレーを取り上げている。
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大阪府出身でG大阪ジュニアユース、G大阪ユースと進み、今年からG大阪のトップチームに昇格した中村。すでに2種登録されていたユース時代の2020年J1デビューを果たし、2月23日のルヴァンカップ・グループステージ第1節セレッソ大阪戦(2-3)でトップチーム初先発を果たし、フル出場した。
リーグ戦では3試合に途中出場していたなか、5月4日の札幌戦でトップ下として先発出場。前半9分に得意の左足で強烈なシュートを放つなど、後半13分まで出場したなか、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが「マルセイユルーレット」と取り上げたのが、前半14分のプレーだ。
敵陣右サイドのタッチライン際でパスを受けた中村は、デュエルを持ち味とする札幌MF高嶺朋樹と対峙。MF菅大輝もカバーに来て囲まれそうになるなか、ボールを巧みに操りながら素早く反転して相手を抜き去る“マルセイユルーレット”で状況を打破し、ゴール前にクロスを上げる局面まで持ち込んだ。
元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンの代名詞である美技を繰り出した中村には、「上手い!」「高嶺を抜くのはすげーよ」といった声が上がり、今後の活躍に期待が懸かる。
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