約3か月離脱のアーセナル冨安はランク外 「プレミア新戦力トップ10」を英紙特集

プレミア新戦力の上位5人【写真:ロイター】
プレミア新戦力の上位5人【写真:ロイター】

1位はリバプールのディアス、2位に心臓のトラブルから復活のエリクセンがランクイン

 今季のプレミアリーグで最も活躍している新戦力は一体誰なのか。英紙「ガーディアン」がトップ10のランキングで特集している。

 シーズン開幕前の夏の移籍市場では、12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドに復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが大きな話題を集めた。ほかにも、日本代表DF冨安健洋のアーセナル加入やマンチェスター・シティが英国史上最高額の1億ポンド(約163億円)を投じて獲得したイングランド代表MFジャック・グリーリッシュが注目された。

 英データサイト「Whoscored.com」の平均採点を元にした格付けによると、グリーリッシュは7.13点で6位、ロナウドは7.16点で4位にランクインした。第4節ノリッジ・シティ戦(1-0)でのデビューから15試合連続スタメン出場を果たすなどレギュラーに定着した冨安は年明け以降に負傷で長期離脱した影響もあってか、今回はランク外となった。

 そして、ランキング上位は冬の移籍市場での加入組が占める結果となった。3位はユベントスからトッテナムに期限付き移籍で加入したスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキで、平均採点は7.19点。得点力とアシスト力の両方を兼ね備え、プレミアリーグ14試合の出場で3得点8アシストを記録している。

 2位は心臓のトラブルから見事な復活を遂げたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン。昨年の欧州選手権(EURO)のフィンランド戦で心停止を起こし、植え込み型除細動器(ICD)を装着しながらプレーしている30歳の司令塔は、1月にブレントフォードに加入。出場はまだわずか8試合(1得点2アシスト)だが、その間にチームは5勝をマーク。エリクセン加入前あるいは出番のなかった残り27試合で6勝しか挙げていないことからも、その影響力の大きさは明らかだ。平均採点は7.33点だった。

 そして、1位はリバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアスだ。FCポルトでブレークして注目を集めていたサイドアタッカーは、リバプールでもすぐに主力に定着。プレミアリーグデビューから10試合で3得点2アシストをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出の立役者にもなるなどすでに必要不可欠な戦力に。平均採点は7.41点と頭1つ抜けていた。

「ガーディアン紙」における2021-22シーズンのプレミアリーグの新戦力トップ10は以下のとおり。

(順位/選手名/クラブ名/平均採点)
1位 ルイス・ディアス(ポルト→リバプール/7.41)
2位 クリスティアン・エリクセン(無所属→ブレントフォード/7.33)
3位 デヤン・クルゼフスキ(ユベントス→トッテナム/7.19)
4位 クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス→マンチェスター・U/7.16)
5位 コナー・ギャラガー(チェルシー→クリスタル・パレス/7.13)
6位 ジャック・グリーリッシュ(アストン・ビラ→マンチェスター・C/7.13)
7位 ロドリゴ・ベンタンクール(ユベントス→トッテナム/7.10)
8位 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ→アストン・ビラ/7.08)
9位 ブルーノ・ギマランエス(リヨン→ニューカッスル/7.06)
10位 ハセイン・カマラ(ニース→ワトフォード/7.02)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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