チェルシー、来季の大会出場ピンチ? 売却“リミット”5月中…ニースのオーナーが7000億円でオファー提示か
ロシアのウクライナ侵攻の影響で売却騒動に揺れるチェルシー
イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーは、5月中にチーム売却騒動が決着しなければ来季のリーグ戦や欧州のカップ戦に参加できない可能性があるとイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
チェルシーはロシア人オーナーのロマン・アブラモビッチ氏が長年所有してきたが、ロシアがウクライナに侵攻したことを受けて売りに出された。現在はイギリス国内でアブラモビッチ氏の資産も凍結されてチェルシーの運営にも支障をきたしているが、買い手としては多くの手が上がっている。
5月4日には、フランス1部ニースのオーナーでもある英国人実業家、ジム・ラトクリフ氏が英公共放送「BBC」に対して、チェルシー買収のために42億5000万ポンド(約7000億円)のオファーを提示していることも明らかにした。
しかしながら、記事では「時間との戦いが存在する」として「5月31日にチェルシーは運営のライセンスが失効する。買い手が決まらない場合、来シーズンの大会に登録できない可能性が高いとチェルシーに伝えられている」とした。
サッカー界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻だが、最悪の事態を招く可能性もあるチェルシーの命運は今月中に決着するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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