ミラン本田、ICCチェルシー戦で後半途中出場も3戦連続の不発… 投入後に2失点で1-3完敗

イタリアメディア先発報道一転、ベンチに

 インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)、ACミラン対チェルシーは現地時間3日、アメリカのミネアポリスで行なわれ、3-1でチェルシーが勝利した。日本代表FW本田圭佑はプレシーズン4試合連続でスタメンから外れ、後半22分からピッチに送り出されたが、得点に絡むことはできなかった。

 前日には本田が先発出場するとの報道もあったが、モンテッラ監督は3トップにスソ、ルイス・アドリアーノ、ニアングが並べて本田をベンチに置いた。本田はプレシーズンで好調を維持し、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督からの信頼を集めたスソに完全に右ウイングのポジションを奪われてしまった様子だ。

 試合は開始直後からミラン、チェルシーともに丁寧なビルドアップで組み立てる展開となった。そこで先手を奪ったのはチェルシーだった。前半24分、スローインでミランが中央エリアを大きく空けてしまうと、ボールを受けたMFマティッチがペナルティエリア前まで持ち込み左サイドへと展開。これに反応したMFトラオレが難なく右足で蹴り込んで1-0と先制に成功した。

 その後はチェルシーが積極的なプレスからのアタックで主導権を押し込んだが、同38分にミランが意地を見せる。ゴール正面やや右25メートルで得た直接FKのチャンスにMFボナベントゥーラが右足を一閃。ボールは鮮やかな弾道でゴール左に突き刺さり、同点に追いついてハーフタイムを迎えた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング