サラー、今夏プレミアに別れ? リバプール“放出”の可能性を海外メディア指摘「留まる意思を示してない」

リバプールで活躍するFWモハメド・サラー【写真:ロイター】
リバプールで活躍するFWモハメド・サラー【写真:ロイター】

来季限りで契約満了もいまだ延長に至らず、今夏の去就に現地注目

 イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、来期限りで契約が満了を迎えるものの、クラブと契約を延長していない。そんななか、英紙「デイリー・エクスプレス」は、イングランド国外のクラブで新たな挑戦に出る可能性を報じている。

 4月上旬には、リバプールと新たな契約を結ぶと報じられていたサラーだが、現在も契約を更新していない。大型契約を求めるサラーだが、リバプールは要求を満たすことができていない。アンフィールドで長期にわたってプレーできる保証がない状況で、サラーはイングランド国外に新天地を求めるかもしれない。

 今シーズンも公式戦45試合で30得点を挙げ、イングランドのクラブで史上初の4冠に向かうチームをけん引するサラーだが、タイトル獲得だけでは、リバプールに留めることは難しそうだ。英紙「デイリー・テレグラフ」によると、「サラーはリバプールに留まる意思を示していない」という。

 2023年の夏になれば、移籍金ゼロでチームの得点源を失う可能性があるリバプールは、移籍金が発生する間に、サラーの放出に動くかもしれない。「エクスプレス」紙は、「バルセロナやレアル・マドリードは、これまで関心を示してきた。一方でパリ・サンジェルマン(PSG)は攻撃陣が人員過剰になっており、プレミアリーグで最もコンスタントに活躍するスターの獲得に動く可能性は低そうだ」としている。

 サラー自身は、シーズン終盤の最も重要な時期に、自身の去就についての考えをコメントすることを拒んでいるが、ユルゲン・クロップ監督の成功を支えているアタッカーの未来は、極めて不透明な状況にあると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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