リバプール南野、今夏フランス移籍浮上 モナコ新鋭アタッカーと“トレード”の可能性を英報道
リバプールが22歳MFチュアメニの獲得に関心、トレード移籍候補の1人に南野が浮上
イングランド1部リバプールの日本代表FW南野拓実は、公式戦でおよそ1か月半出番がなく、今夏の退団が噂されている。そんななか、英メディアはASモナコでプレーするフランス代表アタッカーとのトレード移籍説を指摘。「フランスに移籍する可能性がある」と報じている。
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リバプール加入後、3シーズン目を迎えた南野は今季、主に国内カップ戦で出番を掴み、FAカップで4試合3ゴール、リーグカップでは5試合4ゴールをマーク。一方、プレミアリーグではここまで10試合の途中出場にとどまり、プレータイムはわずか86分間となっている。
シーズン終盤に差し掛かるにつれ、ポジション争いの序列で劣勢を強いられている南野の立場はより一層厳しくなり、最後に公式戦のピッチに立ったのは、後半途中から出場した3月20日のFAカップ準々決勝ノッティンガム・フォレスト戦(1-0)の26分間のみ。冬の移籍市場でポルトから加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスが出番を重ねる一方で、南野はリーグ戦で直近5試合、公式戦では9試合連続で出番なしとなっている。
そんななか、英紙「デイリー・エクスプレス」が今夏のトレード移籍説を指摘。リバプールは今夏、アーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードといったビッグクラブがこぞって熱視線を注ぐ、22歳の新鋭フランス代表MFオーレリアン・チュアメニの獲得に関心を示しているという。
記事では「ユルゲン・クロップは、リーグ・アンのクラブとの取引を有利にするために、彼の優秀なチームの縁の下の力持ちの1人を提供することを望んでいるようだ」と記され、その候補となる3人としてMFカーティス・ジョーンズ、MFアレックス・オクスレイド=チェンバレンとともに、南野がピックアップ。「リバプールはチュアメニを確保するのに有利な立場にあり、その見返りとしてフランスに移籍する可能性がある」と、放出候補の1人とした。
リバプールとの契約を2024年6月末まで残す南野だが、来季も出番が限られるシチュエーションは十分考えられる。ワールドカップイヤーとなるなかで今夏、自らの去就にどのような決断を下すのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)