ベイル、レアルから罰金制裁の可能性 負傷“疑惑”が浮上とスペインメディア報道
クラブのメディカル部門では確認されなかった背中の違和感を訴える
スペイン1部レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルは、カルロ・アンチェロッティ監督の下で今季、戦力外となった。高額な年俸を受け取りながらも稼働率が低い状況を受け、クラブは制裁を科す可能性があるという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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今シーズン、怪我によるコンディション不良もあり公式戦で計290分しかプレーしていないベイルは第34節のエスパニョール戦を前に、クラブのメディカル部門では確認されなかった背中の違和感を訴えたという。我慢の限界に達しているレアルは、ウェールズ代表FWに制裁を科すことが可能かを検討しているという。
ラジオ局「オンダ・マドリード」のカルロス・ロドリゲス記者は、ツイッターで「レアルがベイルに対して、制裁を科すことを検討。アンチェロッティ監督が力を借りたい状況で、彼は背中に強い違和感があると訴えている。これまでもバルサ戦などで、同じようなことがあった」と、状況を報じている。
さらに、ロドリゲス記者は「契約が残り1か月という現時点で、ベイルに制裁を科すことは、あまり多くの意味を持たないと感じられるし、クラブは検討が必要だ」と、自身の考えを述べている。
「ムンド・デポルティーボ」によると、ベイルが実際には感じていない違和感を理由に欠場をしている場合、レアルが科す罰金額は40万ユーロ(約5500万円)になる可能性もあるという。
今シーズン限りでレアルとの契約が切れるベイルの退団はほぼ確実。これまで4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝など、多くのタイトルを獲得したアタッカーの最後は、あまりにも寂しい形で終わることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)