リバプール「2026年のスタメン」を英予想 看板3トップは一新、4年後の“新参者”は?

リバプールの2026年スタメンを英予想【写真:Getty Images】
リバプールの2026年スタメンを英予想【写真:Getty Images】

クロップ監督が2026年まで契約延長、英紙が4年後の先発メンバーを紹介

 リバプールは4月28日、2015年から指揮を執るユルゲン・クロップ監督と2026年までの契約延長を発表した。英紙「デイリー・ミラー」は4年後のクロップ・リバプールでスターティングイレブンがどのように変化しているかを予想した。

 クロップ体制でのリバプールは2018-19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。その後、19年にUEFAスーパーカップとFIFAクラブワールドカップ、19-20シーズンにプレミアリーグも制するなどタイトルを立て続けに獲得してきた。今季はすでにリーグカップのタイトルを獲得したのに加え、プレミアリーグ、FAカップ、CLでも優勝の可能性を残しているため、イングランド史上初となる4冠達成の期待が膨らんでいる。

 欧州屈指の強豪となったリバプール。クロップ監督が10年を超える長期政権を築こうとしているが、守護神のGKアリソン(29歳)やDFフィルジル・ファン・ダイク(30歳)とジョエル・マティプ(30歳)のセンターバックコンビをはじめ、主将のMFジョーダン・ヘンダーソン(31歳)、司令塔のMFチアゴ・アルカンタラ(31歳)、マルチロールのMFジェームズ・ミルナー(36歳)、前線を支えるFWサディオ・マネ(30歳)とFWロベルト・フィルミーノ(30歳)など主力選手の多くは“アラサー”だ。今後数年で世代交代が起きてもおかしくない。

 そうしたなか、英紙「デイリー・ミラー」は獲得の噂がある選手を含め、4年後となる2026年のスタメン予想を行っている。顔ぶれにはどのような変化があるのだろうか。

 守備陣に関しては、現在の主力メンバーがベースとなって大きな変化はなく、GKアリソン、4バックに右からトレント・アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテ、ロバートソンが並んだ。4年後には34歳となるファン・ダイクとマティプについて「なおも信じられないレベルで活躍していても不思議はない」と前置きがあったうえで「デビューシーズンから印象的な活躍を見せているコナテが怪我がちなマティプの代わりに力を発揮している」とさらなる台頭が予想されている。

 中盤はMFファビーニョが引き続きポジションを確保する一方で、30歳超えのヘンダーソンとチアゴは外れ、現在19歳のMFハービー・エリオットと獲得が噂される18歳のMFジュード・ベリンガム(ドルトムント)がスタメンに名を連ねると予想。現在は出番が限られているエリオットは「2026年までにはレギュラーになれる」と成長を期待され、ベリンガムは現レギュラー陣の「完璧な後釜になれる」と太鼓判を押されている。19歳のMFカーティス・ジョーンズもここに割って入る可能性がある選手として名前が挙がった。

 前線は現在も主力級のFWディオゴ・ジョッタとFWルイス・ディアスの2人に、クロップ監督が獲得に強い関心を示すMFファビオ・カルバーリョ(フルハム)を含めたトリデンテとなった。4年後までに、モハメド・サラー、フィルミーノ、マネの看板3トップから顔ぶれも一新されると予想されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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