バルサが“プランC”発動? チェルシーFWに焦点…クラブ幹部が代理人に接触「夏にロンドンを離れることは確実」
ルカクはチェルシーで“戦力外”…レンタル移籍を打診の可能性も
今夏の移籍市場でストライカーの補強に注力しているスペイン1部バルセロナは、これまでドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、ドイツ1部バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得に動くと報じられていた。しかし、両者の獲得が難しいと判断したバルサ陣営は、新たなターゲットを見つけたようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
リーガ・エスパニョーラで、暫定3位となっているバルサ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを失ったシーズンは、首位のレアルと勝ち点差「15」を付けられている。そのため、夏の移籍市場ではクラブの立て直しに向けた補強が求められる。
新たなストライカー獲得を目指しているバルサは、ブンデスリーガの顔とも言えるハーランド、レバンドフスキの補強に動いていた。しかし、ハーランドはマンチェスター・シティとレアル・マドリードが獲得を狙い、レバンドフスキの放出はバイエルンが否定的な姿勢であることから、バルサは次の手として、イングランドで燻っているチェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクに目を付けたようだ。
記事では、「ベルギー人ストライカーは、チェルシーで落ち着いていない。実際、冬の移籍市場でも退団する動きがあった。夏にロンドンを離れることは確実だ。選手自身もそれを口にしており、複数のクラブが関心を示している」として、さらに「(バルサの幹部であり)マテウ・アレマニー氏とジョルディ・クライフ氏が、選手の代理人と接触して、ストライカーの移籍が可能かを確認している」と、報じた。
昨夏の移籍市場で、メッシの退団を決断しないといけない状態だったバルサにとって、チェルシーが要求する高額な移籍金が大きな障害となる可能性があるという。そのため、バルサはレンタル移籍で獲得することも視野に入れているようだ。
チェルシーにはフィットしなかったが、イタリア1部インテルでは、リーグ優勝に導く活躍を見せていたルカク。夏の移籍市場でスペインへ移ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)