「サプライズのオプション」 冨安健洋、次節は“手薄”左サイドバック起用か…現地報道「彼には左も右も同じ」
マンU戦で実戦復帰した冨安の次節に現地注目
アーセナルで不動の右サイドバックとして活躍してきた日本代表DF冨安健洋が手薄になっている左サイドバックとして起用される可能性があるかもしれない。ミケル・アルテタ監督は冨安の多才ぶりに注目している。英メディア「フットボール・ロンドン」が「タヴァレスでもジャカでもないサプライズのオプション」として報じている。
前節のマンチェスター・ユナイテッド戦で後半アディショナルタイムに途中出場し、約3か月ぶりにふくらはぎの負傷から復帰した冨安。次節のウェストハム戦では元日のマンチェスター・シティ戦以来の先発起用も予想されている。
アーセナルでは右サイドバックとして定着している冨安だが、あらたに左サイドバックとして起用される可能性があるかもしれない。左サイドバックはレギュラーのDFキーラン・ティアニーが左膝の手術を受けて長期離脱。バックアップのDFヌーノ・タヴァレスはパフォーマンスの不安定さを露呈しており、最近では中盤が本職のMFグラニト・ジャカがコンバートされるなど手薄なポジションとなっていた。
アルテタ監督は冨安が左右の足を自在に使いこなす“両利き”としての能力を高く評価していることもあり、新たなオプションとして冨安の左サイド起用が浮上しているようだ。
「彼は両足を使えるだけでなく、右センターバック、左センターバック、そしてレフトバックでもプレーできるので、大きな多様性をもたらしてくれる。それには幼少期の育てられ方や指導が影響しているのだろう。彼にとっては左も右も同じだ」
アビスパ福岡時代には中盤でもプレーするなどユーティリティー性にも特長がある冨安。アーセナルで新たなポジションを任されることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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