タックル&横腹キック…中国・広州FCの “PK献上ラフプレー”に韓国驚嘆「ACLでも少林サッカーを展開」

広州FCのラフプレーが波紋【写真:(C) AFC】
広州FCのラフプレーが波紋【写真:(C) AFC】

広州FCがジョホールに0-2で敗戦、中国チームのPK献上シーンに注目

 中国1部の広州FCは、4月27日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第5節でジョホール・ダルル・タクジムFC(マレーシア)と対戦し、0-2と敗れた。広州FCのラフプレーに波紋が広がり、「ACLでも少林サッカーを展開」「意味のない蹴り」と注目が集まっている。

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 試合は前半15分、広州FCが左コーナーキックを献上。中央にボールが送られたなか、DFフェン・イーファンがエリア内で相手を抱え込んでなぎ倒すファウルによりPKを与え、これを決められて先制点を奪われた。

 広州FCが1点ビハインドのまま後半アディショナルタイムを迎え、DFチェン・クーンがエリア内でループパスに反応するも、遅れ気味に相手選手の横腹をキックする形となり、再びPKを献上。これも決められて0-2と敗れた。

 韓国メディア「MHN Sports」は「ACLでも少林サッカーを展開した中国チーム」と報道。「自国リーグに続き、国際大会でも大陸の少林サッカーは変わらなかった」「広州FCは2つのPKで失点し、自滅に近い試合を繰り広げた」と記し、終了間際のキックをクローズアップしている。

「ボールはすでに自分の頭上を通り過ぎた状況だったが、チェン・クーンは相手選手に意味のない蹴りを加え、自分たちのアイデンティティーをアジア全域に知らせた」

 1つ目のPK献上に加え、終了間際のPK献上シーンにより中国チームの“ラフプレー”を一層強調する形となり、反響が広がっているようだ。

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