「ほかの誰かを見下したりしない」 京都ウタカが異国の地で愛される訳、徹底する“リスペクト魂”

京都で活躍するFWピーター・ウタカ【写真:Getty Images】
京都で活躍するFWピーター・ウタカ【写真:Getty Images】

「DAZN」の番組「Jリーグプレビューショー #9」で元同僚の佐藤寿人氏と対談

 京都サンガF.C.の元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカは今季ここまで7ゴールを挙げ、J1リーグトップに立つ。日本では6クラブでプレーし、ファン・サポーターから愛されてきた助っ人は、「大事なのは何をしてもらうかではなくて、自分に何ができるか」と語っている。

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 2015年に来日し、清水エスパルス、サンフレッチェ広島、FC東京、徳島ヴォルティス、ヴァンフォーレ甲府、京都でプレーしてきたウタカ。広島時代の16年は19ゴールでJ1得点王、京都所属の20年は22ゴールでJ2得点王に輝くなど、38歳となった今もそのゴール嗅覚は衰えず。今季も全10試合に出場して7ゴールを挙げている。

 そんなウタカは、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Jリーグプレビューショー #9」で、2016年に広島で同僚だった元日本代表FW佐藤寿人氏と対談。「ウタカは選手をリスペクトしているのが、外から見ていても伝わる。どのクラブでもファン・サポーターから愛されている」と話を振られると、異国の地で挑戦するうえでの“ポリシー”を語った。

「私がいつも思っているのは、まずは滞在している国の文化をリスペクトすべきだと考えています。大事なのは何をしてもらうかではなく、自分に何ができるかです。私は選手としてほかの誰かを見下したりしません。すべてのことに対してフェアに考えています」

 12年ぶりにJ1の舞台で戦う京都。ファン・サポーターへのメッセージを求められると、ウタカは「いつも応援してくれるみんなにありがとうと伝えたいです。今後もベストを尽くして、みんなをハッピーにしたいと思っています。それとできるだけみんなと交流したいです。コロナが少し落ち着いてきたので、交流できるようにベストを尽くしたいと思っています」と、さらなる活躍を誓っていた。

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