日本代表にも朗報!? アーセナル冨安健洋、次節ウェストハム戦でスタメン復帰か…英指摘「先発に戻す時」

アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルDF冨安健洋【写真:Getty Images】

冨安健洋はマンU戦の後半アディショナルタイムに復帰

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は4月23日のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)に途中出場し、ハムストリングの負傷から約3か月ぶりに復帰した。コンディションはベストな状態に近づいているようで、現地メディアは次節のウェストハム戦(現地時間5月1日)でスタメン復帰する可能性を示唆している。

 加入1年目ながら右サイドバックで不動のレギュラーポジションを掴んでいたと見やすだが、立て続けに両足のふくらはぎを負傷。1月20日に行われたリーグカップ準決勝セカンドレグのリバプール戦(0-2)を最後に3か月以上の離脱を余儀なくされていた。

 リバプール戦は痛みを抱えながらの強行出場となり、負傷を再発させるきっかけとなったことからミケル・アルテタ監督も冨安の復帰には慎重になっていた。そうしたなかで、4月23日のユナイテッド戦は後半アディショナルタイムでの途中出場。数分間の“慣らし運転”となった。

 英メディア「フットボール・ロンドン」は現地時間4月28日に冨安の最新情報をレポート。ユナイテッド戦での復帰について「彼が終盤にピッチに帰ってきたのは本当に嬉しい光景だった」としたうえで、トレーニングでの様子からすでにコンディションが100%に近づいてきていると伝えている。

「冨安はすでにかなりシャープな状態に見える。ロンド中に(アーセナルU-23チーム所属のMF)サラーからのプレッシャーをかけられた23歳はこのオランダ人を巧みにかわし、チームメイトやコーチングスタッフから興奮の声が上がった」

 ユナイテッド戦でも少ないプレー機会のなかで相手FWクリスティアーノ・ロナウドのイエローカードを誘発する軽快なドリブルを披露した冨安。練習でも切れのある動きを見せているという。「冨安なら(左サイドバックの)ヌーノ・タヴァレスの攻撃的な本能を相殺することができる。ウェストハムの空中戦の強さを考えると、日曜日は彼を先発に戻す時なのかもしれない」と次節の先発復帰も予想されている。

 プレミアリーグでの先発出場となれば、元日のマンチェスター・シティ戦(1-2)以来14試合ぶりとなる。日本代表にとっても欠かせない男の完全復活は近いか。

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