「なんて美しい振る舞いだ」 痛恨キックミス→涙のGKをカメラから遮断、インテルDFの“正義あふれる行動”に海外喝采

インテルのルーマニア人GKヨヌーツ・ラドゥ【写真:Getty Images】
インテルのルーマニア人GKヨヌーツ・ラドゥ【写真:Getty Images】

キックミスで決勝点献上のGKラドゥ、涙する同僚をかばったDFダンフリースに賛辞

 イタリア・セリエAの強豪インテルGKヨヌーツ・ラドゥが、現地時間4月27日に行われたボローニャ戦(1-2)で痛恨キックミスを犯し衝撃が広がったなかで試合後、涙するラドゥを外部から守ったチームメイトの振る舞いが話題に。海外ファンから「なんて美しい振る舞いだ」「素晴らしい」「素敵なグループ」など、賛辞が続々と上がっている。

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 第20節延期分として行われたボローニャ戦で、今季公式戦2試合目の出場だったルーマニア人GKのラドゥ。1-1の同点で迎えた後半36分、MFイバン・ペリシッチからスローインを受け、左足で右サイドにパスを展開しようとするも、まさかのキックミスを犯す。ボールはそのまま相手FWニコラ・サンソーネに奪われ、決勝点を決められた。

 勝てば首位浮上のチャンスがあったなかで、ラドゥの痛恨キックミスを海外メディアは衝撃的な見出しで報道。米メディア「Action Network Soccer」のツイッターが「キーパーは何をしているんだ? ラドゥのポカはタイトル争いの大きな代償となる可能性がある」と伝えれば、英「BTスポーツ」のツイッターも「インテルのセカンドチョイスキーパー、ヨヌーツ・ラドゥにとって悪夢」と伝えた。

 失意のラドゥは試合後、ピッチで思わず涙。そんな姿を外部に晒すまいと、インテルのチームメイトが取った行動が話題に。ラドゥが涙を流す顔をテレビカメラに映さないように、オランダ人DFデンゼル・ダンフリースがカメラの前に立ちはだかり映さぬよう努めた。

 この振る舞いが喝采を浴び、ルーマニアのスポーツテレビ局「Digi Sport」は「失態を犯し、涙を流すヨヌーツ・ラドゥ。同僚の素早い反応に、どれほど驚いたか」との見出しで注目。SNS上でも海外ファンから「なんて美しい振る舞いだ」「かっこいい」「素敵なチーム」「クールな行動」「素晴らしい」といった賛辞が寄せられるなど、オランダ人DFの正義あふれる行動が脚光を浴びていた。

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