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「偉大なゴラッソで復帰は容易!」 スペイン紙が“日本のメッシ”久保の将来のバルサ凱旋を特集
日本クラブユース選手権で直接FKなど輝く
かつてバルセロナの下部組織「カンテラ」に所属しながら、クラブによるFIFAの規定違反で帰国を余儀なくされたU-17日本代表FW久保健英(FC東京U-18)は今でもスペインで注目を集めている。地元紙「スポルト」が久保が日本帰国後もゴールを量産している特集を組み、バルサへの将来的な復帰に期待を寄せている。
現在15歳の久保は2日の第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)準決勝の川崎U-18戦で途中出場して直接FK弾を叩き込んで決勝進出に貢献するなど、真夏の舞台でその潜在能力をいかんなく発揮している。その活躍はバルサを推す同紙に特集を組ませるまでに至った。
「タケフサ・クボは本物のゴラッソで証明し続ける」とのタイトルで天才少年をクローズアップしている。
バルセロナは14年3月に18歳未満の外国人選手獲得ならびに登録に違反があったとされ、移籍市場での一定期間の補強禁止だけでなく、18歳未満で獲得した外国人選手も公式戦に出場できない状況となった。久保はその該当者となってしまった影響で公式戦で出場機会を手にするために15年に帰国し、日本でリスタートしている。その逆境にもゴールという結果を残す久保に対して、スポルト紙は絶賛している。
「タケフサ・クボの夢は再びFCバルセロナの一員となりプレーすることである。数カ月前、彼はバケーションでバルセロナの試合を訪れ、かつてのチームメートのプレーを見た。我々のチームにいた選手のレベルは日本において突き抜けており、タケがここでプレーしていた頃よりもさらにフットボールを巧みにプレーする術を知ってきた」
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