韓国代表エース「チームに謝罪したい」 トットナム開幕戦を欠場してまでも兵役免除へ悲壮な決意

「五輪メダルを取りたい」2大会連続表彰台を目指す母国チームを優先

 トットナムの韓国代表FWソン・フンミンがリオデジャネイロ五輪の韓国代表にオーバーエイジ(23歳以上)枠で参加した影響で8月13日の今季リーグ開幕戦の敵地エバートン戦を欠場することについてチームに謝罪しつつ、同国の2大会連続でのメダルに意欲を燃やしている。クラブの公式サイトが報じている。

「最初にチームに謝罪したい。なぜなら今季開幕戦を欠場することになるからだ」

 昨季レバークーゼンからアジア人史上最高クラスの3000万ユーロ(約35億円)の移籍金でロンドンの強豪にやってきたソンだが、リーグ戦28試合で4得点という成績に終わった。移籍金に見合わぬ成績に終わったが、ソンは五輪出場を熱望。クラブと韓国サッカー協会の駆け引きの末に、OA枠で出場することになった。イングランド代表FWハリー・ケインが1トップに君臨するチームで、ソンはレギュラーではないが、開幕戦は欠場することになる。

「リオに行くことができて韓国のために戦うことができて興奮している。これは自分にとっても特別。初の五輪なんだ。2012年のロンドン五輪は観戦した。最高のパフォーマンスやたくさんの人、たくさんのスポーツ、全てがエキサイティングだった。最高の気分だよ」

 

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