「今すぐ引退しろ」 名手ブッフォンの“スキャンダラスなミス”へ批判殺到「何をしている?」

セリエBのパルマでプレーするGKジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
セリエBのパルマでプレーするGKジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】

バックパスの処理をミスし、相手にみすみすゴールを献上

 元イタリア代表の名手ジャンルイジ・ブッフォンが犯した信じられないミスの反響が拡大しており、ファンから引退を要求する声も相次いでいると欧州メディアが報じている。

 44歳のブッフォンは、長年イタリア1部の名門ユベントスに在籍し10度のリーグ制覇を経験。今季からプロデビューを飾ったセリエBのパルマへ復帰し、2部リーグでのシーズンを送っているなか、現地時間4月25日に行われた第36節ペルージャ戦(1-2)で、まさかのミスを犯してしまう。

 1点を先制されて迎えた前半7分、自陣ペナルティーエリア外で味方からのバックパスを処理しようとしていたブッフォンは、左足でパスを出そうするもボールを蹴り損ねて後逸。慌ててゴール前に戻るも、詰めていた相手FWマルコ・オリビエリに、がら空きのゴールへシュートを決められた。

 名手の痛恨のプレーは大きな反響を呼び、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「いったい何しているの?」と取り上げれば、イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」も「ジジ(ブッフォンの愛称)はテレビ記者たちにからかわれた」と衝撃の大きさを伝えていた。

 また、パルマ州の地元紙「ilParmense」は「ブッフォンに批判殺到」との見出しで、ファンから「今すぐ引退しろ」「スパイクを脱ぐ時が来た」といった酷評が相次いでいることをレポート。トルコ紙「チュムフリエット」も「スキャンダラスなミス」と伝えていた。

 晩年を迎えているブッフォンにとって、忘れられないゲームとなってしまった。

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