【ACL帯同記2022】廊下ストレッチ、Jリーグでは見られない“クールダウン”も!? 珍しい光景の数々に海外遠征を実感

今大会同組の地元ホアンアイン・ザライFCのチームバスには所属選手がプリントされている【写真提供:横浜F・マリノス】
今大会同組の地元ホアンアイン・ザライFCのチームバスには所属選手がプリントされている【写真提供:横浜F・マリノス】

グループステージ第3節vsシドニーFC

 4月22日、グループステージ折り返しの試合となるシドニーFC戦がやってきました。前節は残念ながら敗戦に終わり、中2日での試合でリバウンドメンタリティーを見せることができるか、試される一戦となります。

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 この試合も前節同様に21時キックオフということで、試合当日はチームマネージャーにとって時間に余裕のあるスケジューリングとなります。いつも通り、19時過ぎにスタジアム入りをすると、そこには今回一緒に帯同している窪田カメラマンと第1回の帯同記に登場したデジタル担当の千葉くんの姿が。

 スタジアム入りから試合終了後まで選手たちを追ってくれている窪田カメラマンですが、1試合に撮影する枚数は約2,000枚! とても優しい性格の彼ですが、カメラを構えれば集中モードで次々と選手たちの躍動する姿を捉えていきます。

 ホームゲームの日はピッチ上のみでなく、場外のイベント広場でファン・サポーターの方々や風景を撮影していますので、お声掛けさせていただいた際にはぜひ撮影にご協力いただけますと幸いです。

 そして千葉くんはカメラマンの傍にいて、撮影した写真をその場でPCに取り込み、公式のSNSなどでリアルタイムに近い形で発信する作業を行っています。本来業務とは異なる仕事を行うのはACL“あるある”ですが、「少しでも良い写真を迅速にお届けしたい」という思いで大活躍してくれています。

チームに帯同している窪田カメラマン(手前)とデジタル担当の千葉氏【写真提供:横浜F・マリノス】
チームに帯同している窪田カメラマン(手前)とデジタル担当の千葉氏【写真提供:横浜F・マリノス】

 21時に始まった試合は、これぞACLという感じで一進一退の攻防となります。ベトナムでの試合は3試合目となりますが、気候をはじめとした環境に慣れていく一方、疲労も溜まっていくもの。

 ただ、そのような言い訳は一切見せずに立ち向かっていく選手たちは、後半の終盤に値千金のゴールを生み出し、見事1-0で勝利! 3日前の敗戦から立ち直る姿は素晴らしかったです。

 試合後は、ピッチの横にあるウォーミングアップエリアでクールダウンを行います。これはJリーグではあまり見られない光景であり、前述のようにロッカー周りのスペースが限られており、かつ建物内は暑いという事情もあり、屋外で行います。

 23時を過ぎたスタジアムは観客もまばらになり、ほのぼのとした空気が広がっていました。激戦の後にゆっくりとした時間を過ごし、この日はスタジアムを後にしました。

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