【ACL帯同記2022】廊下ストレッチ、Jリーグでは見られない“クールダウン”も!? 珍しい光景の数々に海外遠征を実感

ベトナムで作業をしながら日本でのミーティングにも参加する山崎主務【写真提供:横浜F・マリノス】
ベトナムで作業をしながら日本でのミーティングにも参加する山崎主務【写真提供:横浜F・マリノス】

トンニャットスタジアムはこんなところ!

 今回のベトナム遠征中は計6回の試合を行いますが、舞台はすべてホーチミンにあるトンニャットスタジアムです。ベトナムのスタジアムはどのような感じなのか、簡単にご紹介させていただきます。

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 ロッカーは4つに分かれています。今回の遠征では4チームが同日同会場で試合を行い、18時キックオフ(20時頃終了)と21時キックオフで間が1時間しかありませんが、ロッカーが重ならないような運用になっています。ただし、それ以外のスペースが限られるため、廊下でストレッチをしている選手も多く、「海外遠征だな」という事を感じさせられます。

今大会の試合を行うトンニャットスタジアムのロッカールーム【写真提供:横浜F・マリノス】
今大会の試合を行うトンニャットスタジアムのロッカールーム【写真提供:横浜F・マリノス】

 日本でもさまざまな新型コロナウイルスに対する感染症対策が行われていますが、ベトナムでも“K”を頭文字とした5つのメッセージである“5K”を用いた感染症対策の訴求があちらこちらで行われています。“5K”とはマスク、消毒、間隔、健康申告、大勢で集まらないという意味とのことで、各国で発信するメッセージが若干異なることは面白い発見でした。

ベトナムで行われているコロナ感染症対策の“5K” 【写真提供:横浜F・マリノス】
ベトナムで行われているコロナ感染症対策の“5K” 【写真提供:横浜F・マリノス】

 もちろんスタジアム内には売店もあります! スタンドのすぐそばで飲食が手売りされています。販売員の方に話をさせていただきカメラを向けると、満面な笑みを向けてくださいました。さすがお客様商売(笑)! 試合中はバチバチではありますが、ベトナムの方はとてもフレンドリーで笑顔が多く、とても過ごしやすい環境です。

手売りされているスタジアム内の売店【写真提供:横浜F・マリノス】
手売りされているスタジアム内の売店【写真提供:横浜F・マリノス】

 スタジアム関連とは離れますが、同組のホアンアイン・ザライFCはベトナムのチームで、移動は所有しているチームバスで行っています。特徴的なのは選手たちがラッピングで掲載されていること。Jリーグのチームでは移籍に伴う選手の入れ替えがあるので、頻繁に変更ができない媒体では選手を起用することはあまりないので、とても新鮮でした。選手が移籍したら、そこの部分だけ剥がしたりするのでしょうか……(笑)。

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