【短期連載│第3回】試合会場のトンニャットスタジアムとは⁉　異国の文化に触れる大会

　横浜F・マリノスでマーケティング担当を務める矢野隼平氏が、AFCチャンピオンズリーグ（ACL）2022の裏側を伝える短期連載。第3回は、シドニーFCと対戦した第3戦と第4戦の裏側で起きていたスタッフのサポートの様子をお届けします。

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　シンチャオ！　ACL2022帯同記は第3回となります。約3週間のベトナム・ホーチミンでの生活も2週間を過ぎ、残りわずかとなってきました。今回はグループステージ第3戦、第4戦の出来事を中心にお届けしていきます。相変わらず文章量が多くなっていますが、お時間がある時にご覧ください！

　中2日の連戦中の選手たちですが、隙間時間では動画撮影やサイン書きで大忙し。この日は、普段お世話になっている警備会社の横浜F・マリノス担当の方がご結婚されるということで、結婚式で放映されるサプライズの乾杯メッセージ撮影を行いました。

　撮影前には選手間で「誰が言葉を言い始める？」「どのタイミングで声を合わせる？」「小道具使う？」などなど綿密に打ち合わせをし、日頃の感謝を込めて撮影を行いました。結果的には、愛されキャラの喜田拓也キャプテンや吉尾海夏選手を中心としてしゃべっていましたが、さまざまな依頼に笑顔で対応してくれる選手にはとても感謝しています。

　第2回の帯同記で登場した主務の山崎慎さんですが、この日は練習中にもかかわらず、ひっそりとイヤホンを付けて何やら作業中。話を聞くと、来年から利用開始を予定している神奈川県横須賀市の久里浜練習場に関するミーティングに参加しているとのこと。

　我々ビジネスサイドのスタッフもそうですが、ベトナム滞在中も日本で行う仕事は並行して動いているので、海外遠征中は時差を考慮した綿密なスケジュール立てを意識する必要があります。山崎さんが練習中のピッチから離れる光景は珍しく、遠征中ならではの光景でした。