レジェンドFW、ACLで“アジアの変化”を実感「小クラブと、日本や韓国との差が小さくなっている」

元モンテネグロ代表FWデヤン・ダムヤノビッチ【写真:Getty Images】
元モンテネグロ代表FWデヤン・ダムヤノビッチ【写真:Getty Images】

傑志の熟練FWデヤン・ダムヤノビッチ、東南アジアクラブのACL健闘に言及

 アジアクラブで長年プレーを続け、傑志(香港)の一員としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場している元モンテネグロ代表FWデヤン・ダムヤノビッチが、近年アジアクラブの差が縮まっていると主張。「小クラブと、日本や韓国、オーストラリアのクラブとの差がどんどん小さくなっているのは嬉しい」と語っている。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

 現在40歳のダムヤノビッチはキャリア24年目を迎え、14チームを渡り歩いた熟練FWだ。モンテネグロ代表として30試合に出場し、FCソウル時代の2011年から13年には3年連続得点王とベストイレブンを獲得。サウジアラビア、韓国、中国のクラブでプレーし、現在は香港のクラブに在籍している。

 4月19日のACLグループステージ第2節ヴィッセル神戸戦(1-2)にも先発フル出場したベテランは、「僕は今もサッカーを楽しんでいる。体調管理にも気を配っているし、ありがたいことに体も言うことを聞いてくれる。これは最高の仕事だから、まったく文句はないよ」と語る一方、アジアで16年プレーしているなかでサッカー界の変化を感じているようだ。

「(東南アジアの)小クラブと、日本や韓国、オーストラリアのクラブの差がどんどん小さくなっているのは嬉しいし、みんなにとってACLがより面白いものになるはずだ」とコメント。各国クラブの差が縮まっていると感じており、他チームの健闘ぶりを称えている。

「傑志だけでなく、シンガポール(ライオン・シティ・セーラーズ)、マレーシア(ジョホール・ダルル・タクジム)のチームはとても競争力があるし、フィリピンのチーム(ユナイテッド・シティ)などいいパフォーマンスを見せている」

 今回のACLでは東南アジアクラブの奮闘が際立つなか、経験豊富なレジェンド級のダムヤノビッチもアジアを牽引してきた日本や韓国クラブとの差が着実に縮まっていると実感しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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