ACL参戦のJリーグ勢、各クラブの状況は? 浦和は自力でのグループ首位通過が消滅

ACLに臨む日本勢4チーム【写真:(C) AFC】
ACLに臨む日本勢4チーム【写真:(C) AFC】

グループステージ第4戦で勝利した川崎、横浜FMが首位に浮上

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4月24日、25日にグループステージ第4戦の試合が行われ、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが首位に浮上。ヴィッセル神戸は首位通過に王手をかけた。

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 初日となった24日には、川崎と浦和レッズが登場。川崎は開催地マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムと対戦するとFW小林悠の2ゴールなど前半だけで3ゴール。後半にも2点を追加し、第3戦ではスコアレスドローに持ち込まれた相手に力を見せて首位に浮上した。

 一方の浦和は大邱FC(韓国)と対戦。第3戦と同様に5-4-1のブロックを組む相手に対して攻め込む回数を増やし、この試合ではシュートまで持ち込む場面も増やしたものの決めきることができずに0-0の引き分け。大邱と勝ち点7で並んだものの直接対決の結果により2位となった浦和は自力での首位通過が消滅。残り2試合を勝利したうえで他会場の結果次第になった。

 また25日には横浜FMがシドニーFC(オーストラリア)と対戦し、前半11分までに2点を先行して優位な展開に持ち込んだ。後半18分にDF角田涼太朗が決定機の阻止でレッドカードを受けたものの、試合終盤にFWアンデルソン・ロペスが追加点を奪って3-0で勝利。開催地ベトナムのホアンアインと引き分けた全北現代(韓国)を上回り、勝ち点9で首位に浮上した。

 同組の上海ポート(中国)の出場辞退により3チームによるグループになっている神戸は開催地タイのチェンライ・ユナイテッドと対戦。3日前に6-0で勝利した相手だがこの試合では攻めあぐね、前半途中にはFWボージャン・クルキッチが足を痛めて交代を余儀なくされるアクシデントも発生。そのまま0-0で試合は終了し、まさかの引き分けとなった。それでも神戸は勝ち点7で首位を維持し、神戸の試合がない第5戦でチェンライが傑志(香港)に勝利すれば最終戦を残して首位が決まる。

 昨年から大会の拡大により、首位は確実に決勝トーナメントに進めるものの、2位チームは東地区5組の各組2位で成績を比較した上位3チームのみ突破できる。今回は上海の辞退によりさらに条件も複雑になるが、首位に立った3チームは残り試合を勝利することで確実に突破を決めたいところだ。

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