“復帰弾”の古橋亨梧はさらに脅威に? セルティック監督が指摘「まだ100%取り戻せていない」

ポステコグルー監督が古橋享梧について言及【写真:Getty Images】
ポステコグルー監督が古橋享梧について言及【写真:Getty Images】

先発復帰となったロス・カウンティ戦の前半12分にヘディングで今季17点目をマーク

 スコットランド1部セルティックは、4月24日にスコティッシュ・プレミアシップのセカンドステージ第1節でロス・カウンティと対戦した。この試合で2022年初先発を飾った日本代表FW古橋亨梧は、先制ゴールを挙げる活躍を見せたが、アンジェ・ポステコグルー監督は「まだ100%ではない」と、今後、より脅威になる可能性を指摘した。セルティック専門サイト「67Hail Hail」が報じている。

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 ハムストリングスの負傷により、長期離脱を強いられていた古橋は、昨年12月26日のセント・ジョンストン戦(3-1)以来となる先発出場を飾る。すると前半12分、いきなり結果を出す。MFジョタが右サイドから上げたクロスをヘディングで合わせ、ボールをゴールに決めて見せた。

 古橋は、日本代表FW前田大然とともに後半19分でベンチに退いたが、古橋の今季17得点目で先制したセルティックは、後半42分にもジョタが追加点を挙げて、2-0の勝利を挙げている。

「67 Hail Hail」は、復帰後の初ゴールを挙げた古橋を評価しつつ、「彼はもう何点か取ることができた。最初の45分だけでシュートをクロスバーに当てて、決定的な1対1のチャンスもあった」と、指摘した。

 ポステコグルー監督は、「彼はシーズンの大部分を欠場した。だが、とてつもない選手だ。私たちは彼が不在の時もうまくやったが、彼の復帰は素晴らしいこと」と、古橋の復帰を喜ぶとともに「彼はまだ100パーセントのキレを取り戻せていない。まだ2、3試合は、今日のようなプレーが最大限になるかもしれないが、ゴールというご褒美が得られたことは素晴らしいことだ」と、コメントしている。

 次節、セルティックはスコティッシュ・カップ準決勝(1-2)で敗れたレンジャーズとの大一番を迎える。古橋不在時に、その穴を埋める活躍を見せたギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスとのポジション争いもあるが、優勝を争う大事な時期に古橋が間に合ったことは、セルティックの追い風になりそうだ。

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