「神話に登場する日本の獏のヘディング弾」 セルティック古橋、“長い滞空時間ゴール”を現地絶賛

先制ゴールを決めたFW古橋享梧【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めたFW古橋享梧【写真:Getty Images】

ロス・カウンティに2-0勝利、今年初先発の古橋が1ゴールで強烈な存在感

 スコットランド1部セルティックは、4月24日にスコティッシュ・プレミアシップのセカンドステージ第1節でロス・カウンティと対戦し、2-0と勝利。今年初先発の日本代表FW古橋亨梧が先制ゴールを挙げて怪我からの復活を印象付けたなか、レジェンドを引き合いに出して「神話に登場する日本の獏のヘディング弾」と現地メディアが絶賛している。

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 ハムストリングスの負傷で戦線から長期離脱していた古橋は、昨年12月26日のセント・ジョンストン戦(3-1)以来となる先発出場を飾ると、すぐさまエースの存在感を見せつける。前半12分、MFジョタが右サイドで相手を翻弄し、ゴール前に絶妙なクロスを供給したなか、相手と競り合いながらも高い打点のヘディングシュートを放ったのが古橋だった。

 今季リーグ戦9ゴール目、公式戦17ゴール目となる古橋の一撃で先制したセルティックは、後半42分にもジョタが追加点を挙げて2-0と勝利。後半19分にベンチへ退いた古橋と日本代表FW前田大然は、ともに先発出場で勝利に大きく貢献した。

 セルティックの専門メディア「The Celtic Star」は古橋の一撃に注目し、クラブの英雄である元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションを引き合いに「ヘンリクした!スウェーデンの神話に登場する日本の獏のヘディング弾」と言及。ラーションのような滞空時間の長い圧巻ゴールに驚きを露わにし、ラーション級の“神話”に喩えて賛辞を送っている。

 古橋について「恐怖が喜びに変わるようなサッカー芸術の一品」と、10点満点中「7.5点」と高評価。さらに「ハットトリックを達成するはずだった、あるいはできたかもしれない」とゴール量産の可能性もあったと指摘している。

 日本人アタッカーが今年初先発で強烈なインパクトを与え、「囁け、キョウゴが帰ってきた」と現地メディアも注目を寄せていた。

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