「アーセナルファンが激怒」 マンU司令塔の“危険タックル”に英物議「明らかなレッドカード」
ブルーノ・フェルナンデスのタックルに反響、ファンの怒りを英紙が紹介
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、4月23日に行われたプレミアリーグ第34節アーセナル戦で1-3と敗れた。ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが見せた足裏タックルが物議を醸し、英メディアは「アーセナルファンが激怒」「明らかなレッドカード」と伝えている。
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が後半アディショナルタイムに出場し、約3か月ぶりとなる公式戦復帰を果たして脚光を浴びた一戦。DFヌーノ・タヴァレス、FWブカヨ・サカ、MFグラニト・シャカのゴールでアーセナルが3-1と勝利を収めたなか、英紙「デイリー・スター」は1つのプレーに注目している。
試合中盤、司令塔のB・フェルナンデスが猛スピードでタヴァレスに寄せたなか、B・フェルナンデスが足裏でタックルする形となった。「スロー再生では、フェルナンデスのスパイク金具がアーセナルDFの足首に当たり、チャレンジにイエローカードが出された」と、問題のシーンを伝えている。
この接触プレーをビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)もチェックしたが、結局、退場処分とはならずに試合は進行。記事では「アーセナルファンが激怒し、このチャレンジはレッドカードに値すると主張した」とファンの怒りに言及した。
憤怒するアーセナルファンの反応を拾い、「レッドカード。シンプルだ。何のためのVARなんだ?」「明らかなレッドカード」などのコメントを紹介している。
現在4位につけるアーセナルは、このまま4位以上をキープすれば来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も見えてくる。喜ばしい勝利となった一方、負傷の可能性もあったB・フェルナンデスの危険行為にアーセナルファンは怒り心頭のようだ。