「ひどい状態」 ユナイテッド、アーセナル戦黒星でOBが苦言「ドレッシングルームは大惨事」

アーセナルに敗戦でトップ4が遠のいたユナイテッド【写真:ロイター】
アーセナルに敗戦でトップ4が遠のいたユナイテッド【写真:ロイター】

スコールズ氏は古巣の壊滅的な状況を指摘

 マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間4月23日に行われたプレミアリーグ第34節でアーセナルに1-3で敗れた。前節リバプール戦(0-4)から連敗で、トップ4入りはさらに遠のいた。クラブOBのポール・スコールズ氏は、古巣のドレッシングルームは「大惨事」に陥っていると指摘した。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムに乗り込んでの一戦。開始3分でDFヌーノ・タヴァレスに先制ゴールを許すと、同32分にはPKを献上。これをFWブカヨ・サカに決められ、2点のリードを許した。

 直後の同34分にFWクリスティアーノ・ロナウドが1点を返したが、後半25分にはMFグラニト・ジャカのミドルシュートで再び点差を広げられ、そのまま敗れた。直近8試合で5つ目の黒星を喫した。4位アーセナルとの差は残り4試合で「6」に広がり(アーセナルは残り5試合)、トップ4入りは厳しくなった。

 そうしたなかで、クラブOBのスコールズ氏は古巣のドレッシングルームは今、壊滅的な状況になっていると語っている。

「まったくひどい状態だよ。ドレッシングルームは大惨事だ。先日、ジェシー(リンガード)と少し話したが、彼は私がドレッシングルームの状況はひどいと言っても気にしていないようだった」

 なお、このスコールズ氏の指摘を受け、ラルフ・ラングニック暫定監督はアーセナル戦後に「今日やリバプール戦、エバートン戦のような試合の後ではロッカールームに大きな失望がある。これは普通のこと」と選手たちが結果に落胆しているのは当然のこととしたうえで、「選手たちが仲良しだと言うつもりはないが、ロッカールーム内に問題があるとは思っていない」と選手間での問題はないことを強調していた。

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