「復帰戦でこの落ち着きはバケモン」 冨安がC・ロナウドへ“イエロー誘発”、巧みな突破シーンにファン驚き
ユナイテッド戦で実戦復帰、試合終盤に交代出場し13試合ぶりにリーグ戦のピッチへ
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間4月23日に行われたプレミアリーグ第34節マンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)で試合終盤に出場し、リーグ戦13試合ぶりのピッチに立った。短い時間のなかで、冨安が見せたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドへのイエローカード誘発の突破シーンに脚光が集まっている。
アーセナルは前半3分、DFヌーノ・タヴァレスのゴールで先制すると、同32分にペナルティーキック(PK)でFWブカヨ・サカが加点。その2分後、ロナウドにプレミア通算100ゴール目となる1点を返されるも、後半25分にMFグラニト・シャカが左足のミドルシュートを突き刺し、リードを2点に広げた。
すると同45分、DFセドリック・ソアレスに代わりハムストリングの負傷で離脱していた冨安が、元日に行われた第21節マンチェスター・シティ戦(1-2)以来、13試合ぶりにリーグ戦のピッチに立った。
復帰した冨安が注目を集めたのは、後半アディショナルタイムだ。右サイドを駆け上がった冨安がボールを受けると、サイドライン際でロナウドと対峙。一旦右足でボールを止めて食いつかせ、一気に縦へ突破を図ると堪らずロナウドが足を出してファウルを誘った。このプレーでロナウドは主審からイエローカードを受けている。
このイエロー誘発の突破シーンがスポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターで公開されると、ファンから称賛のコメントが殺到している。
「たった4分で世界最高のFWにイエローを出させるトミ」
「トミスティアーノ・タケウドじゃん」
「怖いくらい落ち着いてるの流石」
「すごく安心感がある」
「ラストにイエローカードのプレゼントは流石すぎる」
「復帰戦でこの落ち着きはバケモンすぎる」
数々の記録を残してきたロナウド相手に、堂々たるプレーを見せた冨安。わずかな出場時間ながらも、再びファンを虜にしていた。