本田に今夏“逆転残留”の可能性が浮上 迷走ミランの苦しい台所事情が後押しか

指揮官はメンバーの頭数が少ないと訴える

 チームは放出の嵐となっているが、“ゼロ円移籍組”で逆転残留を果たす可能性がある選手が一人いるという。

「コストゼロで入団した選手は、ディエゴ・ロペスと本田だけが残っている。ロペスは移籍先を探しているが、夏の初めには放出すると記されていた本田は残るかもしれない。現戦力の頭数が多くないという、モンテッラ監督からクラブに対する強く、はっきりとした警告があった。コストゼロでも移籍は自由に決められない」

 年俸削減のためにメネズらを放出したミランだが、メンバーの頭数自体が少ないために、本田が残留する可能性が浮上しているという。今夏のプレシーズンマッチでは3試合連続でスタメンから外れた本田は、昨季リーグ戦1得点3アシストという結果から、「クビにされても仕方ない」と語っていたが、イタリアメディアは他クラブからオファーも打診も来ていないという苦しい現状を指摘していた。

 ポジション争いでは苦戦を強いられている本田だが、ミランの台所事情によって在籍4シーズン目への道が切り開かれていくかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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