本田に今夏“逆転残留”の可能性が浮上 迷走ミランの苦しい台所事情が後押しか
“ゼロ円移籍組”が次々と流出も、伊紙「本田は残るかもしれない」
去就問題の浮上するACミランの日本代表MF本田圭佑が、今夏逆転残留を果たす可能性が浮上している。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じた。
資金難に苦しむミランは、中国企業との身売り交渉の遅れにより移籍市場で後手を踏んでいる。レアル・マドリードを退団した元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアを移籍金ゼロで獲得するなど、例年通りの低コスト路線を突っ走っているが、過去の失策は明白だという。
記事では「コストゼロの政治はうまくいかなかった。ミランはジェレミー・メネズと別れの挨拶をする準備ができた。今日ボルドーでメディカルチェックをする。契約満了となり、コストゼロでミランに入団した選手たちが、ミランから出て行く」とレポートされている。
2014年6月にパリ・サンジェルマンからミランに移籍金ゼロでやって来たメネズは、2季前にチーム最多16ゴールを決める活躍を見せたが、昨季は腰痛で2度の手術を受けるなどコンディション維持に苦しみ、2ゴールに終わった。そして、ボルドー移籍でクラブ間合意に達していた。
ミランはメネズに加え、チェゼーナにGKミカエル・アガッツィを移籍金ゼロで放出する一方、元ブラジル代表DFアレックス、元フランス代表DFフィリップ・メクセスという昨季限りで契約満了になった選手とも契約を結ばなかった。
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