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ブラジル監督の要望「日本や韓国ではない」 6月マッチメイクの“思惑”に海外注目「不満を露わ」
6月の強化試合は日韓とのマッチメイクが有力、チッチ監督の“本望”へ韓国メディア注目
ブラジルサッカー連盟会長が、6月のインターナショナル・マッチウィークで日本(FIFAランク23位)、韓国(同29位)との親善試合実施を認めたなか、韓国メディアはブラジルの思惑に注目している。
11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向け、日本は6月に計4試合の強化試合を実施し、2日に行われるキリンチャレンジカップ2022では南米パラグアイ代表との対戦が決定。また、FIFAランク1位・ブラジルとの対戦も有力視されていたなか、同国サッカー連盟のエドナルド・ロドリゲス会長が、日韓両国との対戦決定を認めたと、現地メディアが報じた。
そんななか、韓国ポータルサイト「ネイト」は「“韓国は29位…ため息”、欧州で強くなりたかったブラジル人No.1監督」との見出しで、W杯本大会への強化に向けたブラジルの思惑に注目。記事によると、ブラジルは過去4年間、欧州の強豪国と対戦しておらず、その状況にチームを率いるチッチ監督は不満を露わに。ヨーロッパのチームとの強化試合を強く希望していたようだ。
その舞台裏について、同メディアは「ブラジル代表は過去4年間、ヨーロッパのチームと親善試合をしていない。だから、日本や韓国ではなく、ヨーロッパのチームと試合をしたいと要望したのだ。ヨーロッパの強豪国と対戦できないチッチ監督は、”ワールドカップで勝てるかどうか疑問だ”と言うほど不満がある」と綴っている。
ネーションズリーグの実施により欧州強豪国との強化試合が困難となり、6月の強化試合は日韓とのマッチメイクが有力に。2002年の日韓大会以来、6度目の優勝を狙うにあたり対等レベル国との対戦を臨みながらも、さまざまな事情が絡んだなかで、現実的な選択肢を選ばざる得なかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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