レアルFWベンゼマよりも速い主審が話題 衝撃の40m超スプリントに海外騒然「チーターだ」

リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審【写真:Getty Images】
リカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審【写真:Getty Images】

36歳のデ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審にスプリントでまさかの“敗北”

 レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマは、現地時間4月20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節オサスナ戦(3-1)でPKを7分間で2度失敗したことが話題になった。さらに、試合終了間際に、主審にダッシュで追い抜かれるシーンが反響を呼んでいる。

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 敵地の乗り込んだレアルは前半12分、セットプレーの流れからDFダビド・アラバが先制ゴールを奪取。その直後、自陣左サイドを攻め込まれクロスから同点弾を浴びたものの、同45分にMFマルコ・アセンシオのゴールで勝ち越しに成功する。後半アディショナルタイム6分には、FWヴィニシウス・ジュニオールのクロスをFWルーカス・バスケスが合わせて駄目を押し、リーガ制覇に向けて大きな勝ち点3を積み上げた。

 そんな試合において後半序盤、エースの34歳FWベンゼマが2度のPKを立て続けに外すまさかのシーンが話題に。相手のハンドで得た後半7分のPKで、ベンゼマは左方向にシュートするも、相手GKセルヒオ・エレーラがストップ。さらにその7分後、FWロドリゴが倒されて得たPKを再びベンゼマが務めたが、1本目と同じ方向に狙ったキックを、またも止められてゴールを奪えなかった。

 そんなベンゼマに追い打ちをかけるように、スポットライトが当てられているのが、チーム3点目が生まれた後半アディショナルタイムにレアルがカウンターを仕掛けた場面だ。

 自陣右サイドでボールを奪ったベンゼマは、中央に持ち運んで前線のヴィニシウスへ縦パス。すぐさまベンゼマはダッシュで駆け上がったが、そのすぐ右横を背後から走って来たリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審が追い抜き、先にペナルティーエリア内にたどり着いたのだ。

 アルゼンチンメディア「BITBOL」によれば、36歳のデ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審は40メートル以上を走り抜けたとのこと。スペインのラジオ局「カデナ・セール」の番組「Carrusel Deportivo」公式ツイッターは「デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審はチーターだ。彼のスプリントはベンゼマを上回っている」とダッシュのスピードに驚きの声を上げ、スペイン紙「AS」も「デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審とベンゼマはスプリント中に会い、審判が先に走り終えた」「動画は200万回再生」と反響の大きさを伝えていた。」

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