ACLグループステージ前半戦終了 日本勢は神戸が首位、残り3チームが2位で折り返し
3チームで争っている神戸はグループ首位 川崎、浦和、横浜FMも首位通過の可能性あり
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4月21日と22日にグループステージ第3戦の試合が行われ、日本勢は前半戦を終えてヴィッセル神戸が首位、ほかの3チームがすべて2位から後半戦の戦いに臨む結果になった。
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4月21日には川崎フロンターレと浦和レッズが登場。川崎は開催地マレーシアのジョホール・タルル・タグジムと対戦し、ボールを持つ時間を長くしながらも攻めきれずに0-0のスコアレスドローで終了。これによりジョホールが2勝1分で勝ち点7の首位、川崎が1勝2分で勝ち点5の2位、さらに蔚山現代(韓国)が勝ち点4で続く三つ巴の状況になった。
また、浦和は大邱FC(韓国)に対して一時は80%近いボール保持率としながらもゴール前へ切り込めず、逆に後半8分にシンプルなクロスで失点。交代選手が勢いを与えて攻め込んだものの、最後まで1点が遠く0-1の敗戦になった。そのため、大邱と浦和が2勝1敗の勝ち点6で並んだものの浦和は2位で前半戦を終了。さらに勝ち点4でライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)が続いている。
22日は横浜F・マリノスがシドニーFC(オーストラリア)と対戦。一進一退の展開で迎えた後半36分、横浜FMはコーナーキックからゴール前のこぼれ球に反応したDF角田涼太朗が押し込んで決勝ゴールを奪い1-0で勝利。2勝1敗の勝ち点6として勝ち点7の全北現代(韓国)に次ぐ2位で折り返しとなり、シドニーFCが勝ち点2、開催地ベトナムのホアンアインが勝ち点1で続く展開になった。
そして同組の上海ポートFC(中国)の出場辞退により3チームグループになっている神戸は開催地タイのチェンライ・ユナイテッドと対戦。前半7分にFW大迫勇也が先制ゴールを奪うと、MF汰木康也が2得点するなどゴールラッシュの一方的な試合に持ち込んで6-0の圧勝。2連勝で首位に立ち、傑志(香港)が1勝1敗の2位、2連敗のチェンライが3位となっている。
昨年から東西全体で40チームに拡大されたため、東地区は4チームずつ5組でグループステージが実施されている。そのため、各組1位は決勝トーナメントへ進出するものの、2位の場合は5チーム中の上位3チームのみが進出と突破が確定しない。4チームとも首位通過の可能性を十分に残しているだけに、後半3試合の戦いが期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)