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「あの敗北を取り返せるか」 E-1選手権の“日韓戦”に韓国メディアが注目「最も関心を集める」
7月に日本でE-1選手権開催が決定 日本、中国、韓国、香港が参加
今年7月に中国で開催予定だったE-1選手権は、中国政府の新型コロナウイルスに対する防疫対策を理由に、中国開催を断念するとともに、開催地が日本へ変更となった。日本、中国、韓国、香港で総当たり戦を行うなか、韓国メディアは日韓戦の“再来”に注目している。
今回のE-1選手権はシードチームを除くチームでの予選は行わず、東アジアサッカー連盟(EAFF)加盟協会のチームの中で2022年3月31日時点の男女のFIFAランキングの上位チームに対して決勝大会への出場権が与えられる。朝鮮民主主義人民共和国の参加辞退により、男子は日本、中国、韓国、香港、女子は日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイが決勝大会に出場する。
今年11月にカタール・ワールイドカップ(W杯)を控える日本と韓国にとっては、底上げを図る貴重な実戦となるが、韓国ニュースメディア「Dailian」は「E-1選手権で対決、1年4か月ぶりに韓日戦。昨年3月の韓日戦で0-3と屈した敗北を取り返せるか」と、日本と韓国の一戦にフォーカスしている。
「最も関心を集めるのはやはり韓日戦だ。韓国は2019年に釜山で開催されたE-1選手権で日本を破って優勝したいい記憶がある。一方、昨年3月に日本で行われた親善試合では0-3で完敗した。その惨事は大きな衝撃を与えたが、その後国際Aマッチ12戦無敗でカタール・ワールドカップ最終予選でも本大会出場を決めた。
1年4か月ぶりの対戦は、ワールドカップに向けたテストとして両チームにとっていい機会になるだろう。ただし、E-1選手権は国際サッカー連盟(FIFA)主管大会ではないため、欧州組の招集は難しく、両チームとも国内組中心のチームを組む見通しだ。ワールドカップの舞台に立ちたいKリーガーにとっては、パウロ・ベント監督の目に留まるショーケースステージとなる」
韓国は2021年3月の親善試合で、大黒柱のFWソン・フンミン(トッテナム)が負傷で不在だったとはいえ、ライバルの日本に0-3で完敗。韓国メディアも厳しい目で報じるなど、大きな反響を呼んだ。1年4か月ぶりの韓日戦の行方にも、熱視線が注がれそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)