「争奪戦になるかもしれない」 久保建英、“21歳以下の世界注目株10選”に英メディア選出

マジョルカでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】

21歳以下の注目タレントの1人として紹介

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、20歳にして世界最高峰のリーガ・エスパニョーラで主力を貼る逸材として、今後日本サッカー界を担う存在と期待されている。そのなかで、英国のサッカー専門サイト「101 GREAT GOALS」は“21歳以下の世界の注目株10選”の中に、久保を選出している。

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 17歳のオランダ人FWアモリーショ・ヴァン・アクセル・ドンゲン(アヤックス)、19歳のチェコ代表FWアダム・フロジェク(スパルタ・プラハ)、18歳のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーセン)、18歳のスロベニア代表FWベンジャミン・シェスコ(ザルツブルク)、17歳のノルウェー人MFアンドレアス・シェルデルップ(ノアシェラン)、18歳のアメリカ人MFケイデン・クラーク(ニューヨーク・レッドブルズ)に続き、7人目として紹介されたのが久保だ。

 2019年6月にスペインの名門レアル・マドリードと契約し、これまでマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへレンタル。昨季は定位置を確保できずに苦しんだ時期もあったが、“復帰”したマジョルカでは今季リーグ戦23試合で1得点1アシストと数字以上に攻撃の中心を担っている。

 記事では、「日本の次のビッグネームとして、長年注目されている」と久保を紹介。レンタル期間を終えるシーズン終了後の未来についても触れている。

「“日本のメッシ”はクラブで地位を確立してきたが、スターの地位には至っていない。レアルはキリアン・ムバッペをターゲットに、ギャレス・ベイル、エデン・アザール、イスコらを売却して資金1億ユーロ(約139億円)を回収するなど、今夏の大刷新が期待されている。久保は放出リストに取っている可能性がある。彼の年齢と比較的安価な移籍金を考えると、獲得の争奪戦になるかもしれない。彼の市場価格は900万ユーロ(約12億5000万円)。まだ成長するには十分な時間が残されている」

 果たして、久保は2022-23シーズン、悲願のレアルでプレーとなるのか。それとも別のチームに移籍するのか。大いに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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