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ポステコグルー監督、元教え子が欧州での注目度を証言 「プレミアリーグにどんどん近づいている」
ヘルタ・ベルリンでコーチを務める元U-21独代表トーマス・ブロイヒ氏が手腕を絶賛
スコットランド1部セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督の評価が欧州内で急上昇しているようだ。かつてポステコグルー監督の下でプレーし、現在はドイツ1部ヘルタ・ベルリンでコーチを務める元U-21ドイツ代表MFトーマス・ブロイヒ氏がその手腕を絶賛している。
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ボルシアMGやケルンなどでプレーしたブロイヒ氏。2010年から7年間オーストラリアのブリスベン・ロアーに在籍し、ポステコグルー監督(09年から12年まで指揮)の下でプレーした。2017年に引退後はポステコグルー監督から多大な影響を受けて、指導者の道に進んだ。
スコットランド紙「デイリー・レコルド」によれば、ブロイヒ氏はオーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」のインタビューで、ポステコグルー監督について語っている。オーストラリアから日本の横浜F・マリノスを経て、セルティックへと渡ったオーストラリア人指揮官は、今やドイツでも注目を集めるようになっているという。
「ああ、ドイツでもポステコグルーの存在は注目されている。(これまで注目されていなかったのが)不思議だった。彼は日本でもリーグ優勝を果たしている。ほかのチームに15ポイント差はつけていたと思うよ(実際は2位FC東京と6ポイント差)。それに親善試合でマンチェスター・シティと対戦した時には60%以上ボールを保持していた」
ブロイヒ氏はこれまでもポステコグルー監督がいかに優れた指導者であるかを周囲に伝えてきたが、「それはオーストラリアや日本でのこと」と受け流されていたという。しかし、スコットランドリーグで首位を走るセルティックの映像を見せると、周りの見る目も変わってきたようだ。
今やポステコグルー監督の手腕はマンチェスター・シティも高く評価していると伝えられている。ブロイヒ氏は“恩師”のプレミアリーグ行きも近いと感じているという。
「まだプレミアリーグではないが、彼はどんどん近づいていると思う。いつの日か彼が大きなリーグで監督になる機会を得ることを願っている。個人的にはそうなると思っているよ」
近年ではセルティックを率いたブレンダン・ロジャーズ監督(現レスター・シティ)や、レンジャーズをリーグ制覇に導いたスティーブン・ジェラード監督(現アストン・ビラ)などがスコットランドでの実績を引っさげてイングランドへと渡っている。欧州内で評価を高めるポステコグルー監督も彼らに続くことになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)