サラーを「批判をするのは簡単だ」 PK以外約2か月ノーゴールもファン・ダイクが擁護「心配していない」
20得点11アシストのエースを支持「すぐに持ち直すよ」
イングランド1部リバプールは、シーズン終盤を迎えた今も4冠の可能性を残している。そんなチームにとって気がかりなのが、エジプト代表FWモハメド・サラーだ。今季、リーグ戦で20得点を挙げ、プレミアリーグの得点ランキングのトップに立つ一方、約2か月間、PK以外のゴールを挙げていない。そんなエースへの批判は的外れと、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは考えているようだ。英紙「メトロ」が報じた。
今シーズンのリーグ戦で、サラーは29試合に出場して20得点11アシスト。アフリカネーションズカップに出場後は、2月19日のノリッジ・シティ戦(3-1)を最後に、流れのなかから得点を挙げられていない。
直近のリーグ戦では3試合ノーゴール、4月16日のFAカップ準決勝マンチェスター・シティ戦(3-2)でも、90分間フル出場しながらノーゴールに終わっているサラーだが、ファン・ダイクは「彼について批判をするのは簡単だ」と言い、「僕の考えでは、彼は僕たちのチームでとても重要であり、今後もそうあるだろう。ゴールはすぐに来るよ。まったく心配していない」と、得点はなくてもチームに貢献し続けている考えを示した。
「彼は危険なシーンを作り出している。(リーグ戦の)シティ戦でも、もちろん重要な、驚くべきアシストを決めた。間違いなく難しい2か月になっているだろう。でも、僕たちはみんな人間だ。彼は素晴らしいプロであり、信じがたいクオリティーを持っている。すぐに持ち直すよ。まったく心配していない」と、改めて問題がないことを強調した。
すでにリーグカップを制しているリバプールだが、今後、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、そしてプレミアリーグを戦うなかで、エースFWサラーのさらなる活躍に期待が懸かる。信頼を寄せるチームメイトに応え、サラーは再びゴールを量産できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)