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元ブラジル代表の悪童FWがリオの貧民街で生活 かつて中田英寿とも共闘した男の転落人生
屈強なレフティーFWの面影はなく…
そんなアドリアーノだが、現在の暮らしぶりは非常に窮乏している模様だ。自身の生まれ故郷である「ファベーラ」で、ドイツ代表のユニホームを着た知人に髭を剃ってもらう写真がツイッター上で拡散しているという。五輪開幕を前に治安の悪化が叫ばれるリオデジャネイロの中でも、ファベーラは特に危険だとされている。アドリアーノ自身にとっての安住の地とはいえ、生命の危険すらある地域での生活を余儀なくされている。
別の写真ではアドリアーノは上半身裸の姿となっているが、相手マーカーを恐れさせた屈強な肉体はもはや保てていない。今年の2月で34歳となった悪童ストライカーは、このままひっそりとサッカー人生の幕を下ろしてしまうのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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