マグワイアがキックオフ前にうしろに足を上げてストレッチしていた瞬間に脚光

　イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4月16日、ホームでのプレミアリーグ第33節ノリッジ・シティ戦で3-2と競り勝った。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの通算60回目のハットトリックに称賛が集まったなか、キャプテンのイングランド代表DFハリー・マグワイアのプレーが波紋を呼んでいる。

　ノリッジ戦では3トップの中央に入ったロナウドが前半7分に先制点を奪うと、同32分にもゴール。その後、相手の反撃に遭って同点に追いつかれたが、後半31分にペナルティーアーク後方からのフリーキックを力でゴールにねじ込み、ハットトリックを達成。ユナイテッドが3-2で勝利した。

　ロナウドの16年連続20ゴール以上に沸いた一方で、注目を浴びたのがマグワイアのプレーだ。

　2-2で迎えた後半16分、セットプレーの局面でノリッジDFベン・ギブソン相手にジャンプしようとした際、相手選手が足元に入ってバランスを崩し、右足のスパイク裏が味方のフランス代表MFポール・ポグバの顔面を直撃。ポグバは出血しながらピッチを何度も手で叩いて怒りを露わにし、治療中にはマグワイアをにらむような姿も見受けられた。

　英メディア「スポーツ・バイブル」は、「ファンはマグワイアがキックオフ前にポグバへのキックを“練習”していたと考えている」との見出しでフォーカス。キックオフ前の整列時、マグワイアがうしろに足を上げて身体をほぐしていたシーンに着目し、「奇妙なストレッチをしていた」と指摘。ファンからも「マグワイアがついにポグバにキックを使った」「練習は100％成功」など、揶揄するジョークが飛び交っていた。