マンCが怪物ハーランドと合意と英報道 プレミアトップ週給8300万円の5年契約締結か
父アルフ=インゲ・ハーランドもプレーしたシティ移籍で決まりか
イングランド1部マンチェスター・シティがドルトムントのノルウェー代表FWアーリン・グラウト・ハーランドの獲得で合意に達し、来週にも正式発表されると英紙「デイリー・メール」が報じた。5年契約を結び、サラリーはプレミアリーグ最高額になる見込みだという。
ドルトムントでゴールを量産するハーランドに対しては、スペイン1部レアル・マドリードをはじめ、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやFCバルセロナなどメガクラブからの関心が絶えず伝えられてきた。
しかし、放出条項の発動や年俸面でのコストが膨大になることから、バイエルンはすでに争奪戦からの撤退を表明。レアルもメインターゲットはフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)で、最近ではハーランド獲得の噂はトーンダウンしていた。
先週の段階で、ドルトムント側はどのクラブとも合意に達していないと主張していたものの、「デイリー・メール」紙は“独占情報”として、現地時間4月18日にシティがハーランド獲得で合意に達したとレポートした。ドルトムントが設定する6300万ポンド(約104億円)の放出条項を発動する見込みで、来週にも5年契約の締結が発表されるとしている。
また、ハーランドの週給は50万ポンド(約8300万円)を超えると予想されている(年俸換算で約43億円以上)。そうなれば、同僚となるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの週給38万5000ポンド(約6400万円)も大きく上回り、プレミアリーグ最高給取りの選手になるという。
マン・シティはハーランドの父であり、元ノルウェー代表選手のアルフ=インゲ・ハーランド氏もプレーした古巣。欧州のビッグクラブが熱視線を送る21歳のストライカーは偉大な父の足跡を辿ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)