【番記者厳選】浦和レッズ歴代「最強助っ人」 黄金期の偉大な「10番」、クロアチアの“サムライ”FWら選出

エメルソンに次ぐ、リーグ戦ゴール数の記録を持つエジミウソン

■エジミウソン(FW/ブラジル国籍)
在籍期間:2008-11
在籍時リーグ成績:110試合47得点

 アルビレックス新潟から加入するとリーグ戦で3年連続2桁ゴールをマークするなど、コンスタントに計算できる活躍を見せた。不運だったのは、偉大な前任者ワシントンと常に比較され続けたことと、クラブの迷走と若手への切り替えの過渡期にエースの重責を担ったことで、必要以上の批判を受けたこと。所属時にチームは無冠だったが、リーグ戦でのゴール数は浦和歴代の外国人FWの中でもエメルソンに次ぐ2位の記録を持っている。

■ズラタン(FW/スロベニア国籍)
在籍期間:2015-18
在籍時リーグ成績:81試合15得点

 スロベニア代表としてW杯への出場経験を持ち、浦和では4シーズンプレーした。ゴール数そのものは多くないが、チーム内では貴重な長身とパワーを生かしたタイプとして、17年のACL優勝にも大きな戦力として貢献した。また、当時のチームメイトは「実はかなりスピードがある」と声を揃えた。ピッチ内外での紳士的な姿勢、途中出場でも献身的にプレーする姿勢はチームにも好影響を与え、退団時には多くの選手たちが別れを惜しんだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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