「“恥ずかしい”中国サッカー、卓球に学べ」 0-7&0-5のACL惨敗、不甲斐ない出来に韓国提言
開幕したACLで中国勢が揃って大敗、中国卓球を参考にすべきとの意見
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で中国勢が0-7、0-5と惨敗を喫するなど苦戦を強いられているなか、中国サッカーの現状に注目した韓国紙「スポーツ京郷」は「“恥ずかしい”中国サッカー、卓球に学べ」と提言している。
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ACLが開幕し、日本勢は浦和レッズと横浜F・マリノスが勝利し、川崎フロンターレがドロー発信。ヴィッセル神戸は、上海ポートFCの出場辞退を受けて19日に初戦を迎える。
そんななか、中国勢は厳しいスタートを切っている。広州FCはジョホール・ダルル・タクジムFC(マレーシア)に0-5で敗戦。また山東泰山も大邱FC(韓国)に0-7と大敗した。
記事では、中国サッカーが育成システムに問題を抱えており、トップリーグや代表にも影響が広がっている点を指摘。その一方で、不甲斐ない中国サッカー界は中国卓球界を参考にすべきだと提言している。
「中国が世界最強の種目は卓球だ。中国卓球が優れている理由は5つ。広い裾野、立派な指導者、最高レベルの練習法、しっかりしたリーグシステム、ブルーパートナー制度だ。中国の卓球人口は8500万人。登録選手は3000万人にのぼる。幼い頃から卓球に接し、世界最強と頻繁に対戦し、経験を積んで世界を制覇すれば指導者になって子供に教える。中国卓球リーグは7部まであるブルーパートナーは、一種のオーダーメイド型の相手を選んで集中的に行うスパーリングだ」
サッカー中国代表が過去ワールドカップ(W杯)に出場したのは2002年の日韓大会のみ。22年のカタールW杯最終予選では期待に反して物足りない結果に終わり、カタール行きの切符を逃して批判に晒されていた。
確固たる育成やリーグシステムに支えられている中国卓球界を引き合いに出し、「中国がサッカー上手になりたいなら、卓球のようにやればいい。10年もすれば、ワールドカップ(W杯)に出場できるかもしれない」と総括していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)