セルティック、120分死闘で宿敵レンジャーズに敗れ決勝進出ならず 前田、旗手、古橋出場も不発

セルティックMF旗手怜央は先発出場【写真:AP】
セルティックMF旗手怜央は先発出場【写真:AP】

前田と旗手がスタメン、後半途中から古橋が出場 延長後半に被弾して1-2敗戦

 スコットランド1部セルティックは、現地時間4月17日のスコティッシュ・カップ準決勝でレンジャーズと対戦。1-1で延長戦までもつれ込んだ激闘は、延長後半に決勝ゴールを奪われ、セルティックが1-2と敗れて決勝進出を逃した。

 宿敵レンジャーズとの一戦にFW前田大然とMF旗手怜央がスタメン出場し、FW古橋亨梧とMF井手口陽介がベンチスタート。前半から激しい攻防が続き、球際でも両者譲らぬプレーを見せる。

 前半は0-0のまま折り返すと、状況を打開するべく、セルティックは後半13分に一気に2枚替えを選択し、古橋とMFマット・オリリーをピッチに送り込んだ。

 交代を機に攻勢を強めるセルティックは後半19分にフリーキックを素早くリスタートし、その流れからDFグレッグ・テイラーが鮮やかな一撃を叩き込み、ついに均衡を破る。

 しかし後半33分、レンジャーズMFスコット・アーフィールドに同点ゴールを奪われて、試合は1-1と振り出しに戻ってしまう。1-1のまま延長戦にもつれ込んだ一戦は、延長後半10分にスコアが動く。レンジャーズが高速カウンターを繰り出され、最後はオウンゴールで失点した。

 劣勢のセルティックは攻撃に打って出るもゴールを奪えず、120分の死闘を終えて宿敵レンジャーズに1-2で敗れ、決勝進出を逃した。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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