まさかの味方から“足裏キック”…マンUポグバが被害 主将マグワイアの珍プレーが話題「冗談に違いない」「愚か」
C・ロナウドのハットトリックで3-2辛勝、CKでの不慮の事故に注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4月16日、ホームでのプレミアリーグ第33節ノリッジ・シティ戦でエースFWクリスティアーノ・ロナウドの圧巻のハットトリックで3-2と競り勝った。この試合で後半のコーナーキック(CK)のチャンスのなか、MFポール・ポグバが頭部から出血するシーンがあり、原因となったのはまさかの同僚DFだったことが話題となっている。
ユナイテッドは前半7分にロナウドが先制点を奪うと、同32分にもヘディングでゴール。その後、相手の反撃に遭って同点に追い付かれたが後半31分、ペナルティーアーク後方からのフリーキックを完璧な一撃でゴールにねじ込み、ハットトリックを達成。3-2の勝利を飾っている。
そんな劇的な試合で注目されたのは後半16分のユナイテッドのCKの場面だ。DFアレックス・テレスが蹴ったボールにロナウドが合わせるもキーパー正面でキャッチされる。なんの変哲もないシーンだったが、その後倒れ込んだポグバが手で地面を叩き、怒りを露わにした。
よく見ると、ポグバの右後頭部から出血が見られ、一時止血をする事態に。しかしこの出血の原因となったのは、近くで相手と競っていた味方のDFハリー・マグワイアの右足だったようだ。マグアイアは、相手に乗っかる形でバランスを崩し、右足が高く上がる体勢になり、後方にいたポグバの後頭部をスパイクの裏が接触。その際の出血だったようで、当然ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入もなく、ポグバも無事ピッチに戻り試合は続行した。
この珍事象に海外ファンも「彼にレッドカードを」「マグワイアには休息が必要」「チームメイトを攻撃」「愚かだ」「悪役」「これは冗談に違いない」と反応。マグワイアは3月15日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦アトレティコ・マドリード戦(0-1)でも、CKのチャンスでロナウドに不意に“頭突き”を見舞ってしまう一幕があり、それを踏まえて「再び脚光」「またか」という声も上がっている。
不慮の事故とはいえ、キャプテンの味方への“足裏キック”に波紋が広がっていた。