浦和ユンカーが語る“日本愛”…日本人の優しさに驚き「想像以上だった」 SNSお茶目投稿でファンと交流の理由「愛情を感じた」

浦和FWキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】
浦和FWキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】

【独占インタビュー】日本は当初のイメージよりも「全体的に質が高かった」

 浦和レッズに2021年4月に加入し、来日1年目のシーズンで公式戦32試合16得点とゴールを量産したのがFWキャスパー・ユンカーだ。デンマークからやって来たストライカーは「FOOTBALL ZONE」のインタビューに応じ、日本での生活について語った。いまやサポーターの間で注目の的になっているSNSは大きな助けになっているのだという。(取材・文=轡田哲朗/全3回の3回目)

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 ユンカーはJリーグの歴史で3人目のデンマーク人選手として日本にやって来た。加入会見時には「ヨーロッパ人で歳を取った時に『日本に住んだ経験がある』と言える人はそんなに多くないと思う。また、このような文化に触れ、自分が人間としても成長できるのではないか」という期待感を話していた。それから約1年が経った。

「まず一般的に、日本は伝統的な文化が豊富。先進国であり料理がおいしく、人々が誠意を持って接してくれると言われているよね。デンマークからでは詳しく分からなかったけど、来てみたら『確かに』というイメージだった。実際には、全体的に予想していたものよりも質が高かった。食事もそうだし、人々の優しさも想像以上だったね。

 いまだにいろいろと新しい食べ物を探しているけど、自分の好きなうどん、焼肉、とんかつはよく食べる。デンマーク料理はアメリカの影響を強く受けているので、日本でも結構手に入るし、大きな問題にはならない。ただ、母親の料理は恋しいかな」

 実は、ユンカーのうどん好きは浦和サポーターの間ではとても有名だ。なぜなら、ユンカーはSNSを頻繁に更新し、その中には来日直後にクラブハウスの食堂でうどんを食べる写真もあったからだ。

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