独代表ハフェルツと類似、トゥヘル監督が“レジェンド”3人と比較 「1.5列目でもプレーできる」
FWハフェルツのプレーイメージをベルカンプ、ファン・ペルシー、ベルバトフと重ねる
ドイツ代表FWカイ・ハフェルツは、同国1部のレバークーゼンで頭角を現すと、2020-21シーズンからはイングランド1部チェルシーへ加入した。イングランドでも活躍を続けるアタッカーについて、ドイツ人のトーマス・トゥヘル監督が、かつてプレミアリーグで活躍した“レジェンド”3人との類似点を語っている。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じた。
ハフェルツは、レバークーゼンで公式戦150試合に出場して46得点31アシストを記録。チェルシーに移籍してからも84試合に出場して22得点13アシストと活躍している。特にビッグマッチでの活躍は顕著で、2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝(1-0)、2022年2月に開催されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)決勝(2-1)でもゴールを決めている。
そんなハフェルツに対する印象について、チェルシーのトゥヘル監督はプレミアリーグで活躍した“レジェンド”3人を挙げながら類似点を指摘している。
「私はデニス・ベルカンプ、ロビン・ファン・ペルシー、それに(元ブルガリア代表FWディミトル・)ベルバトフのような選手だと見ている。彼は良い走りがあるため、1.5列目でもプレーできる。だが、同時に9番の役もこなせて、スペースを作り出すこともできる。
私がレバークーゼン時代に見ていた時、彼の監督になるとは思っていなかったが、パリ(パリ・サンジェルマン監督時代)で彼のプレーを見て、9番としてプレーさせていて、とても興味深かった。バイエルンとのカップ戦の決勝を私のコーチングスタッフと見た時、この役割が彼には良いのかもしれないと話した」
2018年9月にドイツ代表デビューを果たしたハフェルツは、代表でもすでに25試合に出場して8ゴールを記録している。11月のW杯では、森保ジャパンとも対戦する可能性があるだけに、そのプレーに注目したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)