クロップ痛恨… 22歳の正GK候補が骨折、昨季失態を重ねたミニョレに序盤戦の命運託す
リバプール新加入GKカリウスがチェルシー戦で負傷 全治は最長10週間と診断
リバプールは今夏に、ユルゲン・クロップ監督の古巣マインツから新守護神GKロリス・カリウスを獲得したが。27日のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)チェルシー戦(0-1)で手を負傷。精密検査の結果、骨折していることが判明し、8~10週間程度の戦線離脱でシーズン開幕は絶望となった。英地元紙「リバプール・エコー」が報じた。
22歳のカリウスはマインツから移籍金470万ポンド(約6億3000万円)でリバプールが獲得。チェルシー戦で先発起用されるなど、昨季のレギュラーで不安定なプレーが問題視されていたベルギー代表GKシモン・ミニョレに代わる新守護神として期待も懸けられていたが、開幕まで2週間の大事な時期の負傷によって、プレミアデビューは10月頃までお預けとなった。
ICCのACミラン戦前の記者会見に出席したクロップ監督は、カリウス離脱とそこから再び浮かび上がる代役候補の争いについて語っている。
「分かっていることは、彼が手を骨折したということだ。良くないことだね。ケガをするタイミングとしては本当についてない。彼だけでなく、我々みんなにとって良くないことだが、受け入れなくてはいけない。我々にはまだ3人のGKがいる。シモンのクオリティーはよく知っている。彼はいい印象を残しているよ」
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